Attisan’s blog

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【昭和時代】昭和時代の夏の過ごし方

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令和に入り夏の過ごし方も昭和に比べ便利で涼しくなりました。
昭和時代にはどのように夏を過ごしていたかについて紹介します。


【昭和時代】昭和時代の夏の過ごし方

昭和時代は令和と比べると涼をとるための家電もあまりなかった
ですが、知恵で乗り切っていました。

 

公共交通機関

電車やバスなど今や当たり前のようにエアコンがついていて乗って
いても快適ですが、昭和時代には、まだ公共交通機関でエアコンは
少なく、車両の窓は全開で扇風機が回っているだけでした。
朝のラッシュ時は、具合の悪くなる人続出で不快指数は300%でした。


打ち水

暑い夏の日には、バケツに水を入れ玄関先で水をまいていました。
いわゆる「打ち水」です。打ち水することで水が蒸発する際に熱
をもっていくので多少は涼しくなっていました。今より舗装路も
少なく、打ち水をすることでつち埃りも抑えることが出来ました。


団扇、風鈴、扇風機

エアコンがなかった時代には、団扇や扇風機で涼をとりました。軒先
には風鈴をつけ涼しげな音を聞きながら過ごしていました。団扇は、
今のようなプラスティック製ではなく竹で作られた立派なものでした。


チューペットアイス、風船アイス

子供たちは、合成着色料の入ったチューペットアイスを好んで食べて
いました。またゴムの風船に入ったたまご型のアイスも人気があり常に
駄菓子屋さんは小さな子供たちで一杯でした。


イカ・手持ち花火

イカは、今のようにカットされたスイカではなく、丸ごと売っていた
ことが多く、買ってきたらバケツやたらいに水を一杯にして氷を入れて
丸ごと冷やしていました。丸ごとは食べきれないので、ご近所さんを
呼んで食べるなんてことも多くあり、その際は手持ち花火などで遊んで
いました。


学校

学校も当然、エアコンはないので、窓を全開にして授業を行います。
窓が開いているので、ハチやカナブンなどの虫が入って来てパニックに
なり、先生が追い出すまで授業が中断したのを覚えています。
暑い日の体育の授業は、ほぼ水泳で授業のあとは疲れて眠たくなって
ました。


蚊帳、蚊取り線香

夜は、昼に比べて涼しくはなるものの、熱帯夜は今と変わらず、窓は、
全開で、蚊取り線香を焚き、蚊帳の中で眠っていました。防犯に関して
は、ゆるゆるでしたが今よりも治安は良かったように感じます。


まとめ

今は、あらゆるところで、暑さ対策をしているので、外へ出て暑さで
不快に感じることも昭和に比べたら少なくなりました。

暑さ自体は、昭和より今の方が、輻射熱や地球温暖化で暑くなっていて
エアコンがなければ昭和時代のようには過ごせなくなっています。
また、今は紫外線や熱中症などの情報も簡単に手に入り対策も昭和に
比べると良くなっています。また涼しく過ごすための便利グッズもかな
りあるのでだいぶ快適に過ごせるようになりました。

最後までご覧いただきありがとうございました。